ドタバタ開発日記 #04 / 子ども向け計算パズル編 ・ 実画面あり
子どものために計算ゲームを作ったら、
まさかの全問正解!
「面白い」と遊んでくれて、作った側としてはうれしい。……と思ったら全部解けた! ここから始まった、次の難易度と数字の色を考える話。
掲載画像は制作時に保存したゲームの確認用画面です。子ども本人が遊んでいるところを撮影した画像ではありません。
子どもに遊んでもらえるゲームを作ろう!
AIとゲームを作っていると、つい「あの機能も、この演出も」と欲が出る。「ちょっとしたゲームを作るだけのはずが、また大きくなってない?」。そこで今回は目標をひとつに絞った。まず小さなゲームを完成させて、実際に子どもに遊んでもらう。計算パズルなら、家で試してもらえそうだ。
ルールは数字を2つ選んで、合計を「10」にするだけ。難しい説明はなし。これなら家で遊んでもらえるかも。とはいえ、「ルールは簡単」と「ゲームを作るのが簡単」は別の話だった。

ルールは簡単。でも、遊べる形にするのは別の話
盤面には数字が4×4で並ぶ。合計10になる2枚を選ぶと消えて、新しい数字が補充される。10組作ればクリア。時間制限はなし。
AIに実装を手伝ってもらって、ちゃんと数字を押せるゲームになった。ヒントもあるし、間違えてもそのまま続けられる。お、これなら実際に遊んでもらえそう。

さあ試遊! ……あれ、全部解けた!?
実際に子どもに遊んでもらうと、反応は「面白い」。おお、ちゃんと遊んでくれた! これはうれしい。自分で考えてAIに作ってもらったものが、目の前でゲームになっている。「作ったゲームで遊んでくれてる……!」。まずはその事実だけでも、なかなか感慨深い。
しかも、初回版は全問正解! 「えっ、全部できたの!? すごい! ……あれ、ひょっとして簡単すぎた?」。遊んでくれたのは大成功。でも、さっきまでの「やった!」が、そのまま次の難易度を考えるきっかけになる。喜んだ直後に新しい宿題が生まれた。
「難しいほどいい」という話ではない。まず楽しんでもらえたことは大成功。そのうえで、次に遊ぶときにも手応えがある難易度を考えたくなった。

難易度の次は、数字の色が気になってきた
画面を見直していると、数字のカードがカラフル。見た目は楽しいけれど、初回版は数字と色の対応が固定されていた。
ここで一つ心配になった。「待てよ、3がいつも同じ色なら、計算しなくても色で覚えられるんじゃ……?」。もちろん、子どもが実際に色を手掛かりに解いていたと確認したわけではない。だからこそ、数字の色をランダムにする案が出てきた。見た目を楽しくした工夫が、別の心配につながるとは。

そこで出てきたのが、数字の色をランダムにする案。数字そのものを見るきっかけを増やしたい、という狙いだ。
次は「ちょっと難しい」を作りたい
今回の試遊から考えた改善は、主に2つ。もう一段難しい難易度と、数字カードの色のランダム化。
ここでは初回版を振り返っているので、後のバージョンにどこまで反映されたかは断定しない。今後のゲーム改良と合わせて、変更前・変更後の画面も残していきたい。
最初のゲームを実際に遊んでもらえたのは、やっぱり大きい。ところが喜んだ直後には難易度の話、さらに数字の色の話。完成したと思ったら、次の宿題が2つ増えた。 そんな初回試遊だった。
「10をつくろう!」の紹介はこちら。現在は試作中で、一般公開用のプレイリンクは確認・整備中です。
計算パズルの紹介を見る →資料:「10をつくろう!」初回版v1.0の仕様・動作確認資料と保存スクリーンショット、および実際の家族での試遊後の感想。画面は開発時の確認画像です。試遊の所感は読み物として編集した表現を含むため、本人確認後に正式公開します。難易度・色の改善案は、この初回版で実装済みとは扱っていません。